2011年3月11日の東日本大震災による津波で失われた多くの人命への追悼, 記憶の後世への伝承, 未来への希望の象徴 を目指す「一般社団法人 東日本大震災鎮魂と追悼のモニュメント建立プロジェクト」に協賛し支援.
世界的彫刻家・画家である武藤 順九氏による大理石モニュメント「Circle Wind」
宮城県全体の死者・行方不明者の内の3割を占める被災地石巻市の南浜地区に建設が計画されている
「復興祈念公園(仮称)」へのモニュメント設置を目指している.
世界的ピアニスト粟津礼子さんによる宮城県気仙沼市では5回目の復興支援活動.
東日本大震災の直後に, ピアノ譜面台の楽譜の音符がたくさんの種が芽を出しているように見えたことから
「音の種まきプロジェクト」と名付けて始めた,「音楽のあるところに希望がある」復興支援活動の第16回目.
昨年に引続き,
気仙沼市でピアノを習う子ども達の中から公募で選ばれた11名の子ども達のための公開レッスンを2017年7月1日に実施した上で,
翌7月2日に気仙沼市民会館大ホールでコンサート. 聴衆は訳300名.
これらの子ども達にとっては, 大きなホールの聴衆の前で本格的グランドピアノを演奏するという貴重な体験であった.
昨年に演奏した子ども達もいて, 格段の進歩を遂げていた.
まず, 粟津礼子さんによる3曲の演奏があった.
チラシ
プログラム
9組11名の子ども達による演奏
昨年結成された「音の種まきコーラス隊」(気仙沼市民と気仙沼高校合唱部有志で約30名で構成)
による合唱と会場の聴衆全員参加での合唱
2017年7月5日には, 気仙沼小学校の全生徒・職員(合計330名)を気仙沼市民会館大ホールに招待し, ピアノの独奏, アメリカ大使館提供によるドキュメンタリー映画の上映とディスカッションの後, 5年生による合唱や全参加者による合唱が行われた.
参加者全員の写真
5年生による合唱, 花束贈呈, 全参加者による合唱
全参加者による「気仙沼小学校校歌」を含む合唱
清泉インターナショナル学園小学校から気仙沼小学校への贈物「星に願いを」
「東日本大震災の被災地の子ども達がヒーローに会いたがっている」との声に応え, 特定NPO法人HEROが震災直後から
被災地の保育園, 幼稚園, 仮設住宅等で無料のキャラクターショーを行って来ました.
(2011年は10月から52公演, 2012年290公演, 2013年233公演, 2014年216公演, 2015年240公演.
2014年の来場者は1,942名, 2015年の来場者は2,216名.)
その主役は, 宮城県のオリジナルヒーロ「破牙神(ばきしん)ライザー龍」です.
太古に蛮勇を轟かせ恐れられていた「倣魔(ほうま)一族」により全滅の危機に瀕した東北の太陽の民
「リヒト族」は, 「アラハバキ神」の力を借り, 人間を超人に変身させるベルトを開発. ベルトを身につけた正義の勇者は,
「破牙神ライザー龍」に変身し, 「倣魔一族」を地下深くに封印しました.
ところが, 東日本大震災の地殻変動により, 「倣魔一族」が封印を解かれ, 破壊と殺戮を繰返し始めました.
保育士で予備自衛官の「宮城タケル」は, 招集され災害救助活動として住民を「倣魔一族」から避難させている最中に, 土砂災害に
巻き込まれてしまいました. しかし, 地中から出土した謎のベルトをつけて「破牙神ライザー龍」に変身し,
子ども達の笑顔を守るため, 「倣魔一族」と戦います.
宮城県石巻市河北総合センター「ビッグバン文化交流ホール」における2016年11月12日(3回)・13日(2回)公演を支援.
当日配布冊子に仙台キワニスクラブの広報掲載.
400名以上収容できるホールは, 子ども達と保護者で満員.
敵と戦う「破牙神(ばきしん)ライザー龍」
子ども達に大人気で, 公演後に大勢の子ども達と記念撮影.
キワニス・ワン・デー行事として, 仙台キワニスクラブはチャリティー・コンサートを行った. 宮城県立こども病院に入院中の子ども達6名やその家族を含む約70名が, ドナルドマクドナルドハウス仙台の食堂での 名曲演奏を楽しんだ. (2016年10月22日)
演奏会場は, ドナルドマクドナルドハウス仙台の食堂.
演奏は, 受賞歴の輝かしい, 吉田蘭子(フルート), 吉田和久(ヴィオラ/バイオリン), 福村麻矢(ピアノ)
宮城子ども病院にい入院している子ども達の家族のための「ドナルド・マクドナルド・ハウス仙台」
子ども達にも馴染の深い名曲の数々を演奏して頂いた.
世界的ピアニスト粟津礼子さんによる宮城県気仙沼市では4回目の復興支援活動. 東日本大震災の直後に, ピアノ譜面台の楽譜の音符がたくさんの種が芽を出しているように見えたことから 「音の種まきプロジェクト」と名付けて始めた,「音楽のあるところに希望がある」復興支援活動の第12回目. 気仙沼市でピアノを習う子ども達の中から公募で選ばれた11名の子ども達のための公開レッスンを2016年7月1日・2日に実施した上で, 7月3日に気仙沼市民会館大ホールでコンサート. これらの子ども達にとっては, 大きなホールの聴衆の前で本格的グランドピアノを演奏するという初めての貴重な体験であった. (キワニスクラブ共同基金と協働で経費を支援.)
プログラム
粟津礼子さんの開会挨拶, 愛耕幼稚園児による合唱,
本企画のために公募して結成された「音の種プロジェクトコーラス隊」(気仙沼高校合唱部と30~60代市民約30名)による合唱,
全員による合唱.
小学生のピアノ演奏
中学生, 高校生のピアノ演奏
粟津礼子さんの演奏
菅原 茂気仙沼市長による挨拶. 「東日本大震災の折にはまだ生れていなかった人達も混じるこれらの子ども達のために明るい
未来を作りたい.」
5年前となった2011年3月11日の東日本大震災後, 沿岸部で被災した多くの子供達が仙台市に転入している. 仙台市スポーツ振興事業団が管理する屋内スポーツ競技場「シェルコム仙台」では, それらの子供達が, スポーツを通して健全にすくすく育つよう様々なスポーツ大会を企画している. その一環として, 2016年3月13日に, 8ファミリーチーム対抗の第13回フットサル大会を行った. 各チームは, 単一または複数の家族 5~10名によって構成され, 小学生以下2名以上, 高校生以上2名以上が常時 出場していなければならず, ゴールキーパーは高校生以上が務めることが条件であった. 仙台キワニスクラブ子ども基金は, 大会運営のために200,000円を支援した.
会場となった屋内スポーツ競技場「シェルコム仙台」の外観と熱戦の模様.
参加者全員に, キワニスのロゴマーク入り図書券を進呈する仙台キワニスクラブの佐藤嘉昭会長.
当日のプログラムにも, 仙台キワニスクラブの説明が大きく掲載された.
2016年2月20日に, 仙台市体育館で開催された仙台市中学生新人卓球大会(個人戦)には, 900名以上の中学1年生・2年生が参加. 45台の卓球台で熱戦が繰広げられた. 仙台キワニスクラブは, 卓球ボール100ダースを支援. 仙台キワニスクラブの佐藤嘉昭会長 が, 贈呈に当っての挨拶でキワニスの活動を紹介.
贈呈した卓球ボール. 佐藤嘉昭会長と中学生代表. 会場の練習風景.
45台で熱戦が繰広げられた.
世界の子ども達の支援を目的にチャリティー・マラソン大会を運営する
一般社団法人PARACUP
が主催. 初回は2011年の首都圏大会. その後は, 毎年仙台空港周辺の津波被災地域で開催.
(詳細は パラカップ仙台参照.)
2015年は, 10月25日(日), 10:00から15:00まで, 宮城県岩沼市の千年希望の丘公園で開催.
大会の収益金は, 開催地の子ども達の学業支援等のために贈られる.
2014年に引続き,
キワニスクラブ共同基金と協働で支援.
仙台空港近くの, 宮城県岩沼市にある「千年希望の丘」の一つ.
2011年3月11日の津波を被災した集落跡地に, 瓦礫を使用して丘を3つ造成.
津波時の避難地としても機能.
公園内に建てられた慰霊のモニュメント.
マラソンを控えて, 参加者全員で準備体操.
小学校3年生以下の200メートル競走スタートライン.
3年生以下の小学生の競走の決勝と, 未就学児童の競走の決勝.
マレーシアのHwang Chia Sing (黄 家興)夫妻(2015年10月から国際キワニス財団次期会長)が, さいたま市大宮で 2015年9月4日に開かれた第39回キワニス日本地区大会出席後, 東日本大震災の被災地を訪問 (2015年9月5日--8日).
宮城県石巻市日和山にて.
東日本大震災前と後の日和山からの眺め.
石巻市南浜町の現状.
東日本大震災前と後の石巻市中瀬の眺め.
東日本大震災前と後の石巻市湊町の眺め.
津波で流されてきた自動車がぶつかって炎上した石巻市門脇小学校跡.
宮城県東松島市の仙石線旧野蒜駅. 新しい駅が背後の岡の上に完成し, 2015年5月30日から供用開始.
宮城県名取市閖上のモニュメント. 東日本大震災の津波の高さはモニュメントの先端の高さ.
名取市の旧閖上中学校の周辺. 閖上中学校と閖上小学校の旧校舎は, 2015年秋に取壊し.
仙台空港も, 東日本大震災で壊滅的な被害を被ったが, 4ヶ月後に復旧.
2011年3月11日の津波で壊滅的被害を受けた南三陸町志津川では, 周辺の丘陵地を削って 道路・住宅地を造成するとともに, 旧市街地の嵩上げ工事が進行中.
写真上は2011年11月撮影, 写真下は2015年7月撮影
写真上は2011年11月撮影, 写真下は2015年7月撮影
世界的ピアニスト粟津 礼子氏による東日本大震災被災地支援活動の一環に旅費などを支援. 気仙沼中学校主催の形で, 全校生徒約300名を, 校舎に隣接する市民会館で2015年7月7日に 「七夕に訪れたポーランドの風」を開催. 被災地気仙沼市を支援してきているポーランド大使館・ポーランド広報文化センターなどの協力も得て, ポーランドのアニメーション短編「宇宙飛行士」を上映するとともに, ショパンの曲の演奏や, 校歌を含む愛唱歌を全員で合唱. 子ども達の胸に音楽の種が蒔かれた.
海岸地域の通例として, 気仙沼中学校は写真左上の岡の上に所在. 運動場には, 仮設住宅が立てられ,
中学校の運動には隣接する気仙沼小学校の運動場を借用. 気仙沼市民会館も, 気仙沼中学校に隣接.
開会式で挨拶する気仙沼中学校の小田島 修教頭と粟津 礼子さん.
粟津 礼子さんのピアノ独奏 (ショパンのワルツ・ノクターン, ジブリ映画音楽のメドレー).
粟津 礼子さんの伴奏で, 気仙沼中学校校歌や愛唱歌を合唱.
2015年5月9日, 仙台キワニスクラブの会員・家族・友人22名が宮城県丸森町を訪問. 同町に所在する仙南サテライトの会員11名とも交流. キワニスによる丸森中学校に対するこれまでの支援に謝意が表明された.
東日本大震災を被災した宮城県丸森町の4中学校を統合して2012年4月に発足した丸森中学校に対するこれまでの支援
同町役場周辺広場で開催されていたフェア「丸森いち」会場において, 丸森中学校吹奏楽部による演奏で歓迎を受けた.
秋葉 薫 仙南サテライト会長の挨拶. 保科 丸森町長, 佐藤 丸森中学校長, 丸森中学校吹奏楽部代表による謝意表明.
佐藤 嘉昭 キワニスクラブ共同基金運営委員会委員長および我妻 清一 仙台キワニスクラブ会長の挨拶・キワニスの紹介.
丸森中学校吹奏楽部団員に我妻仙台キワニスクラブ会長からキワニス・ロゴ入りの図書カードを贈呈.
阪神淡路大震災から今年で20年. 国際キワニス日本地区の関西北ディビジョン(神戸, 京都, 西宮, 芦屋の各キワニスクラブで構成) は, キワニス・ワンデー行事の一環として2015年4月4日に, 2011年3月11日の東日本大震災で津波を被災した中学生が体験を発表し, 神戸における防災教育の状況を小中学生が報告した.
2015年4月4日当日は, 芦屋川岸の桜は満開であった.
宮城県の中学校2年生が, 東日本大震災における小学校3年生時の自らの津波体験や, 先生・友人の体験を25分にまとめて報告.
神戸市の小学校5年生が, 20年前の阪神淡路大震災の経験も踏まえ, 将来予想される南海大地震に備えて受けている防災教育の内容を紹介.
世界の子ども達の支援を目的にチャリティー・マラソン大会を運営する
一般社団法人PARACUP
が主催. 初回は2011年の首都圏大会. その後は, 毎年仙台空港周辺の津波被災地域で開催.
(詳細は パラカップ仙台参照.)
2014年は, 10月26日(日), 10:00から15:00まで開催. 関西からも含めた参加者多数. ボランティア150名も運営を支援.
大会の収益金は, 開催地の子ども達の学業支援等のために贈られる.
( キワニスクラブ共同基金と協働)
太平洋に面する仙台空港は, 2011年3月11日の津波に直撃された. (仙台空港ロビーの展示より)
仙台空港と太平洋とに挟まれた宮城県名取市北釜地区は, 津波により甚大な被害を受けた. マラソンコースの置かれた
下増田地区約100戸の被災者は未だに仮設住宅住い. 2015年までには, 内陸部に集団移転の予定.
この地区は, いずれ嵩上げされ, 道路や公園が整備される予定. 走者やボランティアが被災地を訪れて復興の息吹を
感じるとともに, 被災住民を少しでも元気づけるのが本大会の目的.
キワニスの支援を受けて, ボランティア用のシャツ, コースの旗にもキワニスロゴ.
(向って左は, 佐藤裕雄仙台キワニスクラブ前会長, 向って右は, 佐藤嘉昭キワニスクラブ共同基金運営委員長)
ゴールのテープにもキワニスのロゴ
すべての走者のゼッケンにはキワニスのロゴ(三浦仙台キワニスクラブ会員)
小学校3年生までの子ども達約100名によるキッズ・ラン
ファミリー・マラソンを含め, 多数の走者が仮装.
3時間リレーマラソンには, 230チーム約1,300名が参加. 優勝チームは, 1.8Kmコースを3時間で28周完走(50Km以上)
峯岸仙台キワニスクラブ元会長の「一条工務店宮城チーム」
三浦仙台キワニスクラブ会員のチーム
宮城県南三陸町の歌津地区にある名足小学校は海抜15メートルにあるが, 2011年3月11日の津波が校舎2階の床上30センチメートルまで浸水した. また, 1階は全壊し骨組みを残すだけであった由. 児童全員は学校裏の高台に避難して全員無事だった. 2011年5月から, 同じ歌津地区の伊里前小学校に間借りしていた. 地元住民の要望を受けて, 被災校舎の改修工事を行い, 2013年11月8日に授業を再開した. 津波対策として, 普通教室を全て2階に配置し, 校舎2階と学校裏を直接繋ぐ連絡橋等を新設した.
2013年8月10日に訪れた際は, 工事中であった.
復旧工事を終えた校舎の前で全校児童の集合写真(2013年11月6日)
2013年11月8日で授業再開.
2階の図書室からの眺め. 2013年3月11日には, 全校児童を校舎裏に避難させた後,
先生方は避難前に, 海水が退いた海底を目撃.
復旧工事を終えた校舎の2階と学校裏を直接繋ぐ連絡橋. (2014年1月31日の訪問時に撮影)
(関西学院大学生による Heart on Coin "絆"プロジェクト と協働)
津波被災の可能性ある地域の学校の通例として, 小泉小学校は高台にあるため, 津波の直接的被害はなかった. しかし, 同小学校児童の家庭の多くは津波で甚大な被害を受けた. 社会科見学等の課外活動は教育上不可欠であるが, その費用を, 従来からのように保護者負担とすることは 無理であり, 「Heart on Coin "絆"プロジェクト」を通じて要請を受け, 交通費を支援.
2013年12月9日に, 3年生が気仙沼市のデニム縫製工場を見学.
在庫見学, 縫製作業見学, 縫製体験
質問, 工場玄関前での記念撮影
2013年11月6日に, 小泉中学校2年生7名が, 担任の先生と一緒に仙台キワニスクラブ事務局を
訪問. 峯岸良造 2012-13年度会長等と歓談.
仙台キワニスクラブ子ども基金と,
関西学院大学生による
Heart on Coin "絆"プロジェクト
および
キワニスクラブ共同基金
とが協働で, 課外活動費を支援していることに対するお礼のため.
仙台キワニスクラブ事務局での記念写真
毎年の行事として, 小泉中学校の2年生全員(今年度は17名)が, 1泊旅行で仙台を訪れ,
ボランティア活動として街頭での赤い羽根共同募金を行うとともに,
3年次の修学旅行での自主研修の予行演習として, 美術館や歴史的建造物等を
見学して, 資料収集と報告作成を行った.