罹災した子ども達のための自習教室Teracoは、4月に避難所であった志津川小学校体育館で始まった。
東京からのボランティアとして滞在して居た小楠あゆみさんが、東京や仙台から募った大学生ボランティアを先生役に、避難所にいる子ども達の自習を手伝った。
学校再開の見通しもない中で、子ども達が勉強する気持ちを忘れないようにとの意図からであった。2次避難所となっていた南三陸ホテル観洋の協力を得て、ホテル内の和室に自習教室Teracoを6月に開設。
学校が再開された今では、仮設住宅等に暮らす子ども達が、小学生は平日午後5時から6時、中高生は平日午後7時から11時まで通ってくる。土曜・日曜・祝日にも開かれている。
勉強に集中でき、津波で失った参考書等の教材も提供され、大学生ボランティアからのアドバイスも受けられる。登録している子ども達は現在105人。
左から高木一弘氏(仙台キワニスクラブ)、
我妻清一氏(仙台キワニスクラブ)、
さとう宗幸氏(みやぎびっきの会代表)
小熊久男 副町長
2011年11月8日 蔵王町立円田中学校生徒会役員へパソコン贈呈
クラスを訪問するさとう宗幸氏と菅原至校長
地震で崩れた校門付近の復旧工事