仙台キワニスクラブ子ども基金から, 2012年3月卒業生の一人である伊勢竜也君に最優秀賞授与
最優秀賞授与式(2012年6月16日)
TERACO全景
津波により校舎1階が床上浸水し、カーテンを含む設備・備品 の多数が海水を被り使用不能となった。
キワニス(仙台キワニスクラブ子ども基金とキワニスクラブ共同基金の協働)の支援により購入した 石油ファンヒーター
キワニス(仙台キワニスクラブ子ども基金とキワニスクラブ共同基金の協働)の支援により購入した 防炎カーテン
成果: 12名の中学3年生が2012年2月の入学試験に合格し、国立高等専門学校、 隣町の進学校や志津川高校に4月から進学
世界中のキワニスクラブは、毎年4月の土曜日の一つ(2012年は4月21日)を「キワニス・ワン・デー」と定め、 奉仕活動を行います。仙台キワニスクラブでは、東日本大震災で被災した子ども達のための支援活動を行って来た 経験を踏まえ、次のような講演会を実施しました。
福地先生は、児童精神科医として、震災直後から「こころのケアチーム」に参加し、 避難所巡回により子どもを含めた家族の状況に目を配り、最近では仮設住宅を巡回し、 学校・幼稚園も訪問しておられます。
仙台キワニスクラブ会員や一般の聴衆約50名に向け、「トラウマへの反応機序、急性期の子ども達、 中・長期の子ども達、遊びの中で回復する子どものこころ、悲嘆反応、これからどうするべきなのか?、 自分のメンテナンスも必要です」について、パワーポイントを使用して具体例も込めた大変判りやすく 有益なご講演をして頂きました。
尚、福地先生等が2011年7月と9月に主催された「トラウマ・ケア・キャンプ」実施のために 「仙台キワニスクラブ子ども基金」が資金を支援しました。
講師の福地 成 先生
濱田 敏克会長挨拶、聴衆
鶴田治樹氏(2008年2月逝去)は有機化学者として東北大学に勤務されたこともあり, 仙台を第二の故郷と考えられ, 奉仕活動にも熱心に取り組んでおられた. 仙台フィルハーモニー管弦楽団は, 仙台市内の演奏会場がすべて被災して従来からの演奏活動を しばらく継続出来なくなったが, 各地の避難所等を精力的に訪問し, 生の演奏を通じて被災者達を励まし続けてきた. 仙台キワニスクラブ会員の仲介により寄贈が実現.
鶴田治樹・節子夫妻 (2007年3月)
仙台フィルハーモニー管弦楽団チェロ奏者と寄贈されたチェロ
子ども達への今後の支援を調査するために訪れて遭遇. (2012年3月29日)
海岸沿いの美しい松原の約7万本の松の内, これ一本が生き残った. 後ろの建物はユースホステル.
残りの松は瓦礫の山となって処理を待つ.
松原に隣接していた野外活動センターの建物.