活動報告 1

感謝のビラと折鶴配布

キワニスアジア太平洋年次総会(2012年3月15日~17日、スリランカ国コロンボ市)において、 義援金に対する感謝と活動報告を兼ねて、ビラと折鶴を配布

感謝のビラ
英語版と中国語版を両面に印刷したビラ
感謝の折鶴
3月8日の仙台キワニスクラブ例会で作製した折鶴

仙台市立荒浜小学校に保管用メタルラックセットを支援

津波により壊滅的被害を受けたため、仙台市立東宮城野小学校の校舎を間借りしている。 世界中から寄せられる支援物資を適切に保管管理するための棚を支援。

荒浜小学校の児童91名の内、欠席していた1名の児童が避難中に死去。11名の児童の家族が死去または行方不明。 その内2名は孤児となった。津波は校舎2階の床上40cmに達した。児童と周辺住民320名が屋上に避難。 ヘリコプターによる救出は午後5時頃に始まり、翌朝5時まで続いた。

荒浜小学校

荒浜小学校周辺の震災前後

荒浜小学校

荒浜小学校校舎・校庭の震災前後

荒浜小学校

荒浜小学校の津波を被災した1階1年生教室

宮城県石巻市立女子高校にパソコン、液晶ディスプレー、レーザープリンター、シュレッダーを支援

同校は北上川口の日和山中腹にあり、津波による被害は免れたが、図書館の蔵書管理用パソコンおよび プリンターが地震で落下し使用不能となったため、新規購入を支援。

石巻市立女子高校

福島県の特定非営利活動法人「郡山のびのび福祉会」の保育園に絵本を支援

小学校入学前園児80名、障がい児童20名を保育しているが、放射能の影響で外での遊びや活動が出来ず、 室内で絵本や遊具での遊びを行っている。しかし、所有している絵本は老朽化し部数も少なく、園児全員に 行き渡らないので、絵本61冊を贈呈。合わせて、キワニスドール30体も贈呈。

郡山のびのび福祉会

和合アヤ子福島キワニスクラブ会長および安田洋子理事長等を囲んだ、園児達によるお礼の合唱。

郡山のびのび福祉会

和合アヤ子会長と園児達

宮城県東松島高校にプレハブ倉庫と非常用発電機支援

津波による甚大な被害のあった東松島市に所在し、緊急用物資保管用の倉庫と、 停電時に通信・情報用のパソコンおよびテレビを使用するための非常用発電機を支援。

東松島高校

宮城県石巻好文館高校に体育館用フロアシートを支援

津波が校舎・体育館等の床上40cmに達し、体育館に保管してあったフロアシートが使用不可能となった. フロアシートは、体育館で学校行事を行う際に必須である。

石巻好文館高校

岩手県陸前高田市広田保育園に給食業務用冷蔵庫支援

給食室に必須の業務用冷蔵庫が津波により破損。

岩手県陸前高田市広田保育園

広田保育園と藤倉啓子園長(2012年2月28日)

岩手県陸前高田市広田保育園

2011年3月11日。床上浸水した広田保育園(右上)の園児(104名)・職員は、 裏山から広田中学校(左上)に避難して全員無事。

岩手県陸前高田市広田保育園

津波を被災した給食用冷蔵庫(右写真)と新規購入した冷蔵庫。

岩手県陸前高田市広田保育園

2012年2月28日。昼寝後のおやつを楽しむ園児。

福島県南相馬市原町商工会議所を通じ、新入学児童用ランドセル23支援

福島県南相馬市原町地区は福島第一原発から20kmの境の位置にあり、震災孤児が支援を求めている。 2012年4月入学の新1年生にランドセル23を支援。

福島市岡部子ども会
栗原三和子氏(原町商工会議所女性会)と和合アヤ子福島キワニスクラブ会長

福島市岡部子ども会に、小学生用ランドセル15支援

福島市岡部地区は放射線量が高い。震災以降に子どもと母親が県外に自主避難している家庭や母子家庭に ランドセルを支援する。

福島市岡部子ども会
片平佳博氏(岡部子ども会)と和合アヤ子福島キワニスクラブ会長

宮城県丸森町教育委員会(4中学校を統合した新丸森中学校へ吹奏楽部用楽器)

地震の影響で、丸森町内4中学校を新丸森中学校に統合する。統合前の丸舘中学校吹奏楽部の楽器は不足しており、 入部希望者増加に対応出来ない。チューバ、グロッケンを新規購入する。

仙台キワニスクラブ子ども基金 および一般社団法人みやぎびっきの会 と協働

丸森中学校
新丸森中学校となる現丸舘中学校吹奏楽部に支援されたチューバとグロッケン。

宮城県石巻高校ボート部の人命救助艇船外機を支援

ボート部の人命救助艇の船外機が津波により破損。救助艇がないと活動できず、 一時的に借用して活動してきた。

仙台市教育委員会(8校仮設校舎入口防砂用ゴムマット)

校庭から仮設校舎の1階教室に入る砂を防ぐため。

仙台キワニスクラブ子ども基金 と協働

仙台市立南光台中学校ゴムマット
仙台市立南光台中学校仮設校舎1階入口の防砂用ゴムマット

仙台市立の3小学校・3中学校プレハブ仮校舎の教室用備品支援

仙台市立の中野小学校、東六郷小学校、荒浜小学校、七北田中学校、 西山中学校、愛宕中学校は震災後体育館等を段ボールで仕切って授業を行って来たが、 プレハブ仮校舎がやっと完成して11月7日から使用開始した。元の教室から持ち出せない備品を、 仙台市教育委員会を通じて支援.

荒浜小学校

荒浜小学校周辺の震災前後

荒浜小学校

荒浜小学校校舎・校庭の震災前後

荒浜小学校の児童91名の内、欠席していた1名の児童が避難中に死去。11名の児童の家族が死去または行方不明。 その内2名は孤児となった。津波は校舎2階の床上40cmに達した。児童と周辺住民320名が屋上に避難。 ヘリコプターによる救出は午後5時頃に始まり、翌朝5時まで続いた。

荒浜小学校

荒浜小学校の津波を被災した1階1年生教室

中野小学校

中野小学校の震災3日後

中野小学校

中野小学校の震災3日後

東六郷小学校

東六郷小学校の津波を被災した図書室

西山中学校

西山中学校ではプレハブ仮設校舎完成まで、武道館等で授業

愛宕中学校

愛宕中学校. コンクリート造りの校舎は被災して立入禁止. プレハブ仮設校舎完成前は、 体育館を段ボールで仕切って授業

ストーブ等

寄贈した足拭マット、傘立、石油ストーブ

授業予定白板

愛宕中学校に寄贈した教室用授業予定白板. 市販の月間予定表は役立たず、寄贈した白板を加工して、 立入禁止の教室から持ち出せない週間予定表を作成する予定 写真右から高木一弘仙台キワニスクラブ元会長、 高野仁士校長、若狭友子教頭

完成した授業予定白板

完成して活用中の予定表