活動報告 2
岩手県宮古市教育委員会を通じ、津波を被災した中学校と小学校に支援
岩手県宮古市の田老第一中学校と重茂(おもえ)半島に所在する鵜磯(ういそ)小学校・千鶏(ちけい)小学校 は津波により大被害を受けた。 田老第一中学校の1階は津波により大被害を受け復旧工事中であり、2階・3階で授業を行っている。 鵜磯小学校・千鶏小学校は自校で授業を行うことが困難なため、重茂小学校に間借りして授業を実施している。
田老第一中学校の生徒達の活動を記録するためのデジタル・ビデオカメラを支援。
メーカーから2年間の貸与を受けて設置したプレハブ仮設保健室
仮設保健室用に支援したベッドとマットレス
仮設保健室用に支援した薬品戸棚と衝立
仮設保健室用に支援した空気清浄機と机
岩手県大船渡市大船渡小学校
津波により校舎1階が床上浸水し、カーテンを含む設備・備品 の多数が海水を被り使用不能となった。
キワニス(仙台キワニスクラブ子ども基金とキワニスクラブ共同基金の協働)の支援により購入した 石油ファンヒーター
キワニス(仙台キワニスクラブ子ども基金とキワニスクラブ共同基金の協働)の支援により購入した 防炎カーテン
仙台市ソフトボール協会
毎年ソフトボール大会を開催していた蒲生運動公園は津波により壊滅、協会の用具もすべて流出した。 市内の中学校の多くも、被災や避難所設置のためソフトボールを行う環境にはないが、ソフトボール大会の 再開の要望が多数寄せられており、中学校のグランドを借用して開催するための用具を購入する必要がある。
借用する中学校グランドで使用する外野フェンスネット
中学校グランドで使用中の外野フェンスネット
宮城県立石巻支援学校
幸い津波の被害は免れたが、校舎の復旧工事が必要であった。創立30周年に向けた、 公開授業研究会を実施するためのテレビ・プロジェクター・アンプが必要であるが、宮城県からの 助成は震災復旧のため不可能。
キワニスが支援して購入したテレビを使用した授業
キワニスが支援して購入したプロジェクターを使って全校集会で話す校長
キワニスが支援して購入したポータブル・アンプを使用している小学部の集会
福島の新小学一年生に贈った帽子とランドセル
福島キワニスクラブから贈られた帽子とランドセルで通学する新小学一年生.
仙台キワニスクラブ一行が宮城県東松島市・石巻市・女川町を訪問(2012年4月25日)
宮城県東松島高校は, 地震による被害は受けたが, 津波は校庭から道を隔てた南側で止まり, 津波罹災は 免れた. 校舎(写真向かって右)を地域住民約300名の避難所として4月上旬まで提供. 講堂(写真向かって左)には125遺体を収容.
東松島高校に購入支援(2012年2月)した, 緊急用物資保管倉庫
東松島高校に購入支援した2台の緊急用発電機. 1台目は2012年3月, 2台目も2012年5月に納品.
宮城県石巻高校を訪問した仙台キワニスクラブ一行と三国清美石巻高校長で記念撮影.
日和大橋から見た日和山. 石巻高校は, 海抜約70メートルの日和山上にあるため, 津波は免れたが, 数日間は食料もない孤立状態. 仙台キワニスクラブ子ども基金と協働で同高校女子バレー部の公式戦用ユニホーム購入を支援(2012年3月). 人命救助艇船外機の購入も支援.
日和山から見た旧北上川口と日和大橋. 津波は日和大橋を飛び越えて押し寄せた由.
日和山から見た石巻市内. 瓦礫は片付いたが.
日和山から見た石巻市中瀬.
津波で壊滅的被害を受けた宮城県女川町.
津波で破壊されたままの建物.
津波を罹災した自動車の山.
津波で道路の中央分離帯にまで300メートル程流されて来た, 缶詰工場の魚油タンク看板.
岩手県陸前高田市の津波被害
子ども達への今後の支援を調査するために訪れて遭遇. (2012年3月29日)
海岸沿いの美しい松原の約7万本の松の内, これ一本が生き残った. 後ろの建物はユースホステル.
残りの松は瓦礫の山となって処理を待つ.
松原に隣接していた野外活動センターの建物.